2016年10月01日放送 フジテレビ「にじいろジーン」
輝く女の人生劇場にて
エレグランスと店主の加藤のエプロンにかける想いをご紹介いただきました
に続き、創業のきっかけやエピソードを再現していただきました。
電話で50分、対面でも3時間に及ぶ聞き取り取材、綿密な裏取り。
本当に丁寧に作ってくださり関西テレビ(制作会社プルボ様)には感謝です。
エレグランス店主加藤がエレグランスを立ち上げるまでの(ほぼ)リアルストーリーです。
結婚を機に得意ではない料理をなんとか気分良く頑張って主人を喜ばせたい。
そこで可愛いエプロンを探すが、
日本人の体型に合う、作りが丁寧で、かつかわいいエプロンがない。
思い立ったら即行動する加藤は「これは私が作るしかない!」と国産でかわいいエプロンのデザインを開始
デザインだけなら素人にもできます。でも問題は「作品ではなく商品にすること」
人様に価値を感じていただける商品にするためのチャレンジが始まります。
まずはデザイン画を立体に具現化するためのパターン制作。
腕の良いパターンナー様との出会いを求めて交流会に潜入しました。
運命の出会いにより、
エレグランス独自の立体裁断パターンメイキングを実現できるパターンナー様が仲間に。
通常、メゾンのオートクチュールなどで用いられる手段で緻密なトワルを作成、
修正を重ねて体にフィットするラインを作っています。
そして、実際に縫ってくださる工場探し。
ロットが少ない、未経験、信用なし。
当然ほとんどの工場様に断られる中。
一件だけ「やってみましょう!」と言ってくださった工場様。
日本の技術は確かなのに、当時は賃金の安い海外に仕事が流れ、
またリーマンショック直後の不景気により仕事の量が減っているとのこと。
年間通して一定の需要のあるエプロンで活路を見出そうと
一緒に夢を実現してくださることに。
日本のよい技術を守り、大切に作られたものを長く大切に使うことを伝えたい。
そうして2009年11月22日いい夫婦の日に
可愛いエプロンエレグランスを立ち上げました
少ない資金の中で1モデルあたりの数を多く作れないゆえに、すぐに売り切れる。
図ったわけでもなくただ身の丈にあった商売をしているうちに
少しずつお客様が増えて発売後すぐに完売してしまうことも。
「お客様に喜んでいただけたらそれだけで幸せ」
当時はまだ乳飲み子の長女を抱えてのほぼ趣味同然のブランド運営。
当然利益などもあまり考えず、
在庫を抱え、後から売り上げが付いてくる、
先に持ち出しのでる製造販売では、販売量が増えるにつれ、事業資金が足りず家計から建て替えることも。
私が家族や子供との時間を費やしてまで行う事業ならば家族の役に立たなければ。
すこしでも家計に還元できるちゃんとした事業にしなければ。
そして常々思い描いていた「エプロンで世界中が平和でhappyに」
「国内縫製産業の活性化」
「女性雇用の創出」
株式会社エレグランスとして、
新しいスタートを踏み出しました。
そして2014年伊勢丹新宿店で初のPOPUP SHOPを展開。
通販時代を長く支えてくださったお客さまのおかげで目標を達成させていただき
その後異例の常設展開となりました。
現在は通信販売、販売店様でのお取り扱い、百貨店様でのお取り扱いで
「大切な方への贈り物として、、」「毎日頑張っている自分へのご褒美として」「新しいスタートの励みとして」
たくさんのお客さまのお喜びの声に支えられ、
エプロンをデザイン販売させていただいております。
長いようであっという間の7年間。
家族、スタッフ、そして取り組み先様、お客さまにたくさんの愛をいただき今日を迎えられこと
心から
心から
感謝申し上げます。
そして、このような道のりをお取りあげいただく機会を得られましたこと。
身に余る幸運で、自分ひとりでの歩みではないと改めて実感しています。
テレビの構成上はあえて省かれてしまったのですが、
このブランドは実の妹みどりの力なしには始められませんでした。
《VTR未公開:みどり・インスピレーションの 源である母と共に。2009/11/22》
感謝と愛を込めて補足させていただきます。
エレグランスの夢だった伊勢丹新宿店のPOPUP SHOPもおかげさまで8回目。
今年もエプロンクリスマスの時期がやってきました。
パーティーシーズンの一枚に、新しい年を迎える一枚に、愛を込めた贈り物に。
エレグランスのエプロンをお手にとっていただけたら嬉しいです。
エプロンでHAPPYな毎日を
エレグランス 店主 加藤なぎさ
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